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いま、ひらいている
——
升目はぜんぶ手の内——押せば灯り、もう一度押せば消える。次に来ても残っている。
縁の二つだけ手の外だ。この画面がいま開いていることと、開いた時刻
授けたのでも防げたのでもない。開くまで、どこにも無かった値だ。
掴もうとすると、指が抜ける。編めるものは持ち越せる。管轄の外は、来るたび確かめ直す。