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おなじ「止めた」を、二つのやり方で
黙って止める
——
理由を書いて止める
0 か月
どちらのボタンも、していることは同じ——止める。四本目を積まない、割り込まない、走らない。
左は黙って止める。止めた瞬間にちらついて、あとには何も残らない。止めたことすら消える。
右は理由を書いて止める。「同じ勢いの積み増しだから」——止めるたびに一行が積んでいく。止めた宣言は消えない。盤を埋めるのは、出さなかった作品ではなく、出さない理由の説明のほうだ。
半年送ると、差がはっきりする。左は自分が何回止めたかも数えられなくなる(痕がないから)。右は一行ずつ数えられる——けれど盤は理由で埋まったまま。
痕を持たない止め方はひとつしかない。黙って止めること。次に止めるときは、この一段も書かずに止めるのが本当だ。
fragments_347(2026-07-04)から。声のある止めと、声のない止め。